水素・燃料電池部会
~関西発! 全国最大級の燃料電池コミュニティ~
国内最大級の水素・燃料電池コミュニティで、全国から第一線で活躍されている研究者等が集まり、本質的な議論をする場となっています。
燃料電池分野では高効率化や長寿命化に資する新技術等の開発、社会への普及および市場拡大、水素分野ではモビリティやインフラの社会実装に関する動向を把握し、水素利用技術についての理解を深め、2040年に商用化を目指している合成燃料の製造技術の確立、製造効率の向上など、次世代技術の開発状況等について調査を行います。会員相互の情報交流や連携を深め、学術・技術の進歩向上に貢献しています。
研究会には第一線で活躍されている研究者・関係者が参加し、相互研磨の場、企業間、企業と大学・研究機関といった繋がり作りの場としてもご活用いただいております。
メンバー
代 表 稲葉 稔 同志社大学 理工学部 機能分子・生命化学科 教授
副代表 井上 修一 大阪ガスマーケティング㈱ 商品技術開発部 燃料電池開発チーム マネジャー
松井 敏明 京都大学 大学院工学研究科 物質エネルギー化学専攻 准教授
安田 和明 (国研)産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 電池 技術研究部門 研究部門長
小原 英夫 パナソニックホールディングス㈱ マニュファクチャリング イノベーション本部 本部長
会 員:130名(産業界37法人71名、学・官界59名)
活動概要 年7回研究会を開催(講演会4回、見学会2回、公開シンポジウム1回を予定)
関心の高いテーマの設定、タイムリーな開催を心掛けています。
詳細は活動計画書をご確認ください。会 費 協賛金 15万円/年(都度の参加費はいただいておりません。)
事 務 局 一般財団法人 大阪科学技術センター (OSTEC)
講演会開催時には、「お試し参加」を設けております。1社1回に限り、研究会および終了後の講師・会員との交流会に無料でご参加いただけます(1社2名まで)。入会検討の際には、ご活用ください。事業概要
燃料電池は、排熱利用による省エネルギー効果、NOx やSOx などの排出量がほとんどない環境負荷低減効果、エネルギー供給の多様化・石油代替効果を有することから、わが国をはじめ、欧米諸国などでも積極的な研究開発が展開されています。2009年には世界に先駆け、定置用燃料電池「エネファーム」が市場販売され、2014年には、燃料電池自動車が市場投入され、燃料電池の普及化、実用化に向けた取り組みが本格的に始まっています。
大阪科学技術センターでは昭和62年4月に「燃料電池部会」を設置し、平成13年からは下部組織に「FCH基盤技術懇談会」を設け、関西を中心とした産学官の燃料電池に関心を有する研究者・技術者相互の連携を深め、燃料電池に関する学術ならびに技術の進歩向上に資する諸活動を展開してきました。
平成22年4月から、関西を中心とした燃料電池への取り組みのより一層の強化を目指し、両会を統合し「燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会」に改組、平成24年4月から「燃料電池・FCH部会」に名称変更。水素市場の活性化に伴い、令和6年度から「水素・燃料電池部会」に名称変更しました。
水素エネルギーの利活用に期待がかかる中、水素・燃料電池部会では、日本最大級の民間による水素・燃料電池コミュニティとして、産学官の研究者・技術者相互の連携を深め、水素社会の実現、水素・燃料電池分野の発展に向けた学術ならびに技術の進歩向上に資する諸活動を展開していきます。参画機関
■法人会員(37社)
岩谷産業㈱
エヌ・イー・ケムキャット㈱
ENEOS㈱
大阪ガス㈱
大阪ガスマーケティング㈱
川崎重工業㈱
関西電力㈱
㈱クボタ
㈱KRI
興国インテック㈱
堺化学工業㈱
新日本電工㈱
住友電気工業㈱
■学術委員等(17機関)
大阪大学
大阪公立大学工業高等専門学校
大阪公立大学
京都大学
九州大学
東京大学
■オブザーバー(18機関)
経済産業省 資源エネルギー庁
近畿経済産業局
特許庁
大阪府
大阪市
京都市
神戸市
高石工業㈱
田中貴金属工業㈱
中外炉工業㈱
DIC㈱
帝人エンジニアリング㈱
DOWAエレクトロニクス㈱
㈱西山製作所
日産化学㈱
NISSHA㈱
NISSHAエフアイエス㈱
㈱日進製作所
日清紡ケミカル㈱
日清紡ホールディングス㈱
同志社大学
筑波大学
長岡技術科学大学
兵庫県立大学
山梨大学
信州大学
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
(一社)燃料電池開発情報センター
(公財)高輝度光科学研究センター
燃料電池実用化推進協議会
(公財)水素エネルギー製品研究試験センター
(公財)地球環境産業技術研究機構
(一財)エネルギー総合工学研究所
日本ゴア(同)
パナソニックホールディングス㈱
日立造船㈱
㈱堀場製作所
㈱本田技術研究所
三浦工業㈱
三井金属鉱業㈱
三菱重工業㈱
三菱電機㈱
郵船商事㈱
(公財)若狭湾エネルギー研究センター
横浜国立大学
技術研究組合FC-Cubic
(地独)大阪産業技術研究所
(国研)産業技術総合研究所
(一財)電力中央研究所
(一財)日本自動車研究所
(一財)コージェネレーション・エネルギー
高度利用センター
(一社)日本ガス協会
(一社)日本電機工業会
開催予定
一般参加可能です。
2024年度公開シンポジウム『カーボンニュートラルに向けた電解技術の新展開』
1.日時: 2025年1月16日(木) 13:30~17:30、17:40頃~交流会
2.場所: 大阪科学技術センター 4階401およびオンライン(Zoom)、7Fレストラン(交流会)
3.定員: 会場 50名、オンライン 100名
4.プログラム
【テーマ】 『カーボンニュートラルに向けた電解技術の新展開』
講演①「東京ガスにおけるグリーン水素の低コスト化のためのPEM水電解セル製造技術開発の取り組み」
東京ガス株式会社 グリーントランスフォーメーションカンパニー 水素・カーボンマネジメント技術戦略部
水素製造技術開発グループ 電極材料技術チーム チームリーダー 宇根本 篤 氏
講演②「山梨大学におけるアニオン交換膜水電解のセル評価の取り組み」
山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センター 教授 内田 誠 氏
講演③「日本特殊陶業におけるSOEC関連の取り組み」
日本特殊陶業株式会社 エネルギー事業本部 エネルギー変換事業開発部 柴田 昌宏 氏
講演④「Hondaの循環型再生エネルギーシステム技術の紹介」
株式会社本田技術研究所 宇宙開発戦略室 針生 栄次 氏
5.主催:(一財)大阪科学技術センター 水素・燃料電池部会
6.協賛(予定):
(一社)エネルギー・資源学会、(一社)近畿化学協会、(一社)日本電機工業会、(一社)燃料電池開発情報センター、(公社)化学工学会関西支部、(公社)化学工学会エネルギー部会、(公社)電気化学会関西支部、(公社)電気化学会電池技術委員会、燃料電池実用化推進協議会
7.参加費(消費税込):
○シンポジウム参加費:
・OSTEC賛助会員、OSTEC研究会等会員、協賛団体会員:(企業)10,000円、(大学・公的機関)5,000円
・その他一般参加:(企業)15,000円、(大学・公的機関)5,000円
・水素・燃料電池部会 会員・会員企業:無料
○交流会参加費: 3,000円(水素・燃料電池部会 会員・会員企業:無料)
8.支払方法:
・会場参加:当日、参加費(現金のみ)をお支払いいただき、領収書を発行いたします。
・オンライン参加:別途の振込先、期日までにお振込みをお願いいたします。
(領収書等をご希望の場合、ご連絡いただけましたら郵送いたします。)
9.その他:
・講演資料集は、来場参加の方へは当日ペーパーとして配布し、オンライン参加の方へは電子データにて事前に配布いたします。
・感染予防対策として、アルコール消毒、換気の徹底、参加者名簿の管理を行います。また、講演会ならびに
交流会でのマスクの着用は、ご自身の判断でお願い致します。
10.申込み方法:
1月9日(木) 迄に、必要事項(来場orオンライン参加、ご芳名、会社・機関名、所属・役職名、会員資格、ご連絡先等)と共に、
E-mail(yoshioka@ostec.or.jp (吉岡行))にご記入の上、お申込み下さい。
11.お問い合せ先:
〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4
(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 小路 剛史 ・ 吉岡 奈美
E-mail:shoji@ostec.or.jp TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
3研究会合同講演会
1.日 時 2025年1月30日(木) 13:30~16:50
2.場 所 大阪科学技術センター、オンライン(Zoom)
3.プログラム
【テーマ】『ロボティクス等を活用した製造/探索等のプロセス自動化・自律化』
・趣旨説明:
京都大学大学院 人間・環境学研究科 人間・環境学専攻 教授/
アドバンスト・バッテリー技術研究会 会長 内本 喜晴 氏
・講演①「燃料電池電極触媒の自律探索システムの開発」
国立研究開発法人物質・材料研究機構 マテリアル基盤研究センター
先端解析分野 量子ビーム回折グループ 主幹研究員 冨中 悟史 氏
・講演②「自律材料探索」
国立研究開発法人物質・材料研究機構 マテリアル基盤研究センター
材料設計分野 データ駆動型材料設計グループ 主任研究員 岩崎 悠真 氏
・ 講演③「プロセスインフォマティクスで製造業DXを加速する」
京都大学大学院 情報学研究科 教授 加納 学 氏
活動実績
2024年度 活動実績
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第295回(2024.12.9)『国・自治体の取組み』 大阪科学技術センター 700号室、オンライン
講演①「2050年カーボンニュートラルにむけたGI基金事業のご紹介」
経済産業省 GXグループ GX投資促進課 エネルギー・環境イノベーション戦略室 産業技術総括調査官 倉谷 健太郎 氏
講演②「国際海運におけるGHG関連規制およびGI基金による次世代船舶の開発状況」
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
水素・アンモニア部 次世代船舶チーム長 プロジェクトマネージャー(GI基金/次世代船舶の開発) 川北 千春 氏
講演③「アンモニアサプライチェーンに係る取組み」
株式会社JERA O&M・エンジニアリング戦略統括部 技術経営戦略部 部長 尾崎 亮一 氏
講演④「カーボンニュートラル(CN)社会に向けた都市ガス業界の取り組みについて」
一般社団法人 日本ガス協会 普及部 技術開発担当部長 岡田 修一 氏
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第294回(2024.10.4) 見学会
株式会社神戸製鋼所(ハイブリッド型水素ガス供給システム、NCチタン表面処理工場)
三菱重工業株式会社(高砂水素パーク)
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第293回(2024.8.6)『CO2分離・回収』 見学会
関西電力(株)舞鶴発電所 舞鶴発電所、CO2分離・回収設備
概要説明および施設見学
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第292回(2024.7.1)『カーボンフリー燃料』 大阪科学技術センター 401号室、オンライン
講演①「両利きのメタノール:合成燃料、クリーン素材としてのプラットフォーム」
東洋エンジニアリング(株) 執行役員 エンジニアリング技術統括本部 本部長代行
(兼)次世代技術開拓部部長 富永 賢一 氏
講演②「ANAグループにおけるCO2排出量削減の取り組み」
全日本空輸(株) 経営戦略室 企画部 エグゼクティブマネージャー 杉森 弘明 氏
講演③「再生可能エネルギーを利用したグリーン水素サプライチェーンの構築」
ENEOS(株) 先進技術研究所長 松岡 孝司 氏
企業紹介「新日本電工株式会社 会社紹介」
新日本電工(株) 研究所 製品・技術開発グループ 次世代材料チーム・チーム長 富田 紘貴 氏
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第291回(2024.6.13)『水素・燃料電池技術の研究開発動向』 大阪科学技術センター 401号室、オンライン
講演①「水素 燃料電池船の開発について」
岩谷産業株(株) 中央研究所/ 岩谷水素技術研究所 部長(研究企画担当) 牧平 尚久 氏
講演②「SOECメタネーション技術によるe-メタンの再生可能エネルギーキャリアおよびカーボンニュートラル燃料としての可能性」
大阪ガス(株) エグゼクティブフェロー エネルギー技術研究所 SOECメタネーション開発室 統括室長 大西 久男 氏
講演③「水素ステーションの現状と課題」
日本水素ステーションネットワーク合同会社 社長 森 裕貴 氏
講演④「水素展開:技術で勝ってビジネスでも勝つために」
(株)テクノバ 研究部 研究第3グループ 上級主席研究員 丸田 昭輝 氏
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入会申込書
下記をクリックして下さい。(Wordファイル)
問い合わせ先
(一財)大阪科学技術センター 技術振興部
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4
TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
MAIL :shoji @ ostec.or.jp
担当 : 小路 剛史/澤坂 洋
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